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ほんとうにおいしいコーヒー
Roastery in Koto-ku, TOKYO
 

 

 

江東区福住にある、焙煎所。

knofが設計監理した「左岸の家」のテナント部分の計画である。

コーヒーの生豆を、野菜や果物と同じようにきちんときれいに「洗って」から焙煎すること、豆の一粒一粒をよく見て、丁寧に扱うこと。コーヒーという食材に対してあたりまえの態度で向き合い、かつとことん比較実験を繰り返して深堀りするクライアントのコーヒーは、驚くほど澄んだ味である。

一方対話を重ねていくと、クライアントがここで根本的に作りたいものは、焙煎所そのものというよりは井戸端のような気兼ねなく人が集まるコミュニティの場所、もしくは若者たちの悩みを受け止め、自由な生き方を支援するような場所だと感じた。
そこで、この焙煎所の最大の特徴であるコーヒー豆を「洗う」ためのシンクと、クライアントを中心に人が集まるためのテーブルを組み合わせ、井戸における「呼び水」のようにコミュニケーションのきっかけになることを意図して「呼び水テーブル」として中央に配置した。

 

ほんとうにおいしいコーヒー ▶︎instgram

 

用途|焙煎所
敷地|東京都江東区福住1-5−14 1F
構造|鉄骨造 / 既存建物
床面積|30.52㎡ 
設計期間|2021.07-2021.10
工事期間|2021.12-2022.02

​内装設計|knof
ロゴデザイン|NandA ▶︎instagram
施工|ファーストハウジング株式会社 ▶︎web
 担当|西澤佑二 鈴木亮佑 工藤雅之

呼び水テーブル|mujica ▶︎web
 担当|河合広大 岡田直也

照明計画|株式会社モデュレックス 
 担当|吉田剛士 福村健太

ペンダント照明​|飛松灯器 ▶︎web

アンティークシェルフ|stoop  ▶︎web


写真|清澄白河写真室  ▶︎web ▶︎instagram
 担当|調大輔 林田真季

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